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⑧ GMAT VERBAL対策

 今回はGMATのVEBALセクションについて。

 VERBALは75分間で41問の問題(MATHと同様5者択一)を解く必要がある。全ての問いに答えないとペナルティとして減点が有るので、時間が無ければランダムクリックしてでも全問いに答えたほうが良い。また、41問中11問は試験成績に反映されないダミー問題らしい(GMATの勉強を終えてから知った)が、どれがダミーなのかは分からないので、全部集中して解かなければならない。

 VERBALの問題には3種類あり、英文法や書き言葉としての英語の適切さが問われるSentence Correction(SC)、論理的思考能力が問われるCritical Reasoning(CR)、長文読解力が問われるReading Complehension(RC)がランダムで出題される。SC:15問、CR:12問、RC:14問(長文4題に対して設問が3~4問)、が出題の目安らしいが、特に設問数は決まっていないらしい。

 ネイティブの受験生はVERBALで高得点を目指すのが普通らしいが、私のような人間には全く時間が足りない。ちゃんと解く問題とあっさりあきらめる問題を見極めながら、そこそこの点数(35点が目標)が取れればOKというスタンスで臨んだ。

 具体的には、SCで8割、CRで6割、RCで7割の正答率を目指すというもの。予備校の方の話によれば、大体この正答率でMATHが50点取れれば700点くらいになるとの事。しかしながら、私が700点を獲得した際の詳細については開示請求をしていないので、VERBALセクションの詳しい正答率は不明。

 学習にかけた時間の配分としては、SC:CR:RC=6:2:2くらいだと思う。とにかくSCの正答率向上に注力した。

 

①Sentence Correction(SC)

 正直、この手の問題を独学で進めていくのは不可能に近いと思う。問題に多く触れる事で類似問題を解くことは可能かもしれないが、根本的に「なぜ」正解なのか、あるいは不正解なのかを知ることは大変困難。

 SCは短い英文の一部または全部に下線が引かれており、その表現方法が正しいかどうか判定することが問われる。文法的に完全に誤っているものもあれば、文法としては正しいが、意味がおかしいもの、表現として相応しくないものなど、外国語として英語を学ぶ者としては難しい判断だ。まあ、単純に時制の問題であったり、熟語を知っていれば解けるような問題もあるので、そのような問題は対策もさほど難しくはない(ただ、この手の問題は確実に正答しておかないと高得点は狙えない)。

 

⑴日本語の参考書がほぼ皆無である事。

⑵英語で書かれた参考書はあくまでもネイティブ向けで、解説を読んでも「は?」で終わる事が多い。

⑶そもそも日本語で出版されている文法書には誤った解説、誤解を招きやすい解説が大変多く、読んでも時間の無駄。

 

 上記の3点が、私が今になって思う独学のデメリット。日本語で書かれた市販の教材は私が知る限り1冊(CRとRCに関しても同様)。GMATがどのような試験か、日本語で簡単に知るのには役立つかもしれないが、教材としてはどう考えても不十分。

 洋書の参考書、特に公式問題集は1問1問に解説がついているが、「この表現はおかしい」と書いてあるだけの事も多い。英語が母国語でない者にとっては、“何がおかしいのか”を解説してもらえないと意味不明。

 3つ目はY.E.Sで先生に言われた事だが、問題を解いていて実感する事が多々あった。確か学校で習った英語ではこれでOKだった・・・確か英語の参考書ではこれでOKだった・・・なんて思いながら問題を解くと、結構間違っている。Y.E.Sの先生曰く、日本の英語教育は間違いだらけ、との事。日本の大学に受かる事が目的なら間違いだらけの英語でも構わないが、GMATで高得点を狙いたい受験者に取っては結構致命的。

 

 SCは完全にY.E,S頼みだったと言って過言でない。時間とお金が許すようであれば、是非とも予備校に通われることをお勧めする。

 

②Critical Reasoning(CR)

 この問題は、短めの英文(大抵の場合Argumentになっているが、なっていないものもある)を読み、問題の指示に従って、その議論を強めたり弱めたりするもの、文章が仮定しているもの、文章から類推されるものを選択肢の中から選ぶ。

 論理的思考力に長けている人は、特に対策をしなくても結構な高得点が取れるらしいが、私の場合はちんぷんかんぷんだった。根本的に、「論理的に考える」とはどういう事か、これを理解しなければらないと感じて、GMAT教材とは関係無い本を読んでいた。教材はAWAについての記事中で紹介したものと同じなので、過去記事をご参照頂きたい。

 

toshihisa1527.hatenablog.com

  「論理的に考える」という事が分かってきて、英文も問題なく読むことが出来れば、この手の問題は解けるのかな、という感じ。

 予備校の講義も聞いてみたが、解法がどうも後付けな感じでしっくりこなかったのであまり効果が無いと思った。

 

③Reading Complehension(RC)

  これは長文を読んで、その内容について答えるもの。TOEFLのリーディングに近いが、長文の読み難さや難易度はこちらの方がかなり高いと感じた。

 文章全体に関する事を問う問題もあれば、文中のごく一部分が理解できていれば解ける問題もある。予備校では全文を読み通す必要は無いし、全て読んでいては時間が足りなくなると言われたが、こちらの解説もなんだか後付けな感じがしてしっくりこなかったので、私は英文をざっと一通り読んでから問題に取り掛かるようにした。

 RCもTOEFLのリーディング同様に英文の背景知識があると、読解速度や文章理解度がグッと高まる。ビジネスに限らず、マイノリティや自然科学に関する英語ニュース、ウェブサイト等を定期的に読んでおくべきだと感じた。

 いろいろと解法テクニックを教える予備校があるのではないかと思うが、最終的には読解力の問題だと感じたので、それなりに時間を費やして英語に触れ続ければ、自然と正答率は上がるのではないかと思う。

 予備校に頼るのは、どうしても短時間で得点を伸ばしたい人がダメもとで試す時以外はお勧めしない。

 

 

 とりあえずTOEFLとGMATの勉強についてはまとめたので、次はMBAの準備段階で気を付けておいた方が良い事をつらつらと纏めようと思う。