銀行員のUCLA MBA留学ブログ 

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MBAの卒業プロジェクト、AMR終了

本日、UCLAMBAプログラムの目玉であるAMR(Applied Management Research)の最終プレゼンテーションがありました。

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AMRは実在する企業をクライアントとして彼らが抱える経営課題に取り組むコンサルティングプロジェクトです。

 

大学院の修士論文に当たるものであり、このプロジェクトを完了する事がMBA取得の条件になっています。

 

今年は50近くの企業がクライアントとしてUCLAのAMRに協力してくれました。

 

私が属するチームのクライアントはLAを拠点とするCredit Union(CU)でした。Credit Unionは日本でいう信用金庫みたいなものです。銀行の所有者が株主なのに対して、CUの所有者は顧客であるメンバーたちです。CUはこのメンバーの利益に資する事を目的としており、概して銀行と比べてローンの利率が低いです。CUは法人税が免除されているという特徴もあります。

 

CUのメンバーになるには条件がありまして、その条件はCUごとに異なります。特定の地域内に居住・勤務するというもの、特定の職に就いているというもの(軍人や教員など)などなど。

 

クライアントのCUは若い世代のメンバーを増やしたいと考えており、その為のマーケティングプランを調査・検討してほしいという依頼でした。

 

最終的な私たちの回答はさほど新鮮味の無いものだったので、実際のところどれほどクライアントが提案に満足したのかは疑問が残るところです・・・。

 

 

個人的に面白いなと思ったのは、店舗デザインのユニークさですね。

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これがメインロビーです。コーヒーが飲める。ポップコーンが食べられる。

 

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こちらは応接。

 

できるだけ金融機関らしくない雰囲気にしようと、カフェっぽいデザインにして、従業員もTシャツにジーンズというラフな格好で仕事してました。

 

サービスそのものはもちろんですが、心理的な部分に訴えかけるような工夫をしているのが興味深かったです。

 

 

半年間このプロジェクトに携わって学んだのは、チームをまとめる難しさに尽きます。

 

チーム編成が何よりも大事だというのはAMRが始まる前にアンダーソンのAMRオフィスの職員から口酸っぱく言われていました。

 

が、私のチームに限らずチームワークの問題が発生したところが多かったです。中には殴り合いにまで発展したところもあったとか・・・。

 

1年間かけてチームワークの大切さなどをさんざん授業を通じて学んできてこのざまなのかと少し残念に思うところもありますが、これこそ一番の学びではないかと感じました。

 

国籍も文化もバラバラ。感覚を重視する人もいればロジックを重視する人もいる。当然のことながらぶつかるわけです。

 

なんの問題も無くチームが機能するのが一番ではありますが、そんなこと滅多にありません。本気でやってれば必ずどこかで衝突します。その時どう行動するのか。どうやってプロジェクトを前進させていくのか。互いの考えを尊重しつつ同意を得ていく事の難しさを経験しました。

 

起業に関する授業の中でもスタート時のチーム編成は必ず話題になります。それだけ誰と仕事をするのかは重要だという事ですね。

 

ソフトスキルですが、これは今後のキャリアにも活かせると思いました。何はともあれ人仕事終わって少しホッとしました。