UCLAでMBA取った銀行員のその後 

MBA取得に至るまでの記録を残しています。今はマーケティング中心に綴っています。

ヨセミテキャンプと道中考えた「時間とお金の関係」

週末に29歳になりました。

 

昨年同様、3連休を利用してヨセミテ国立公園近くのパインクレストという場所でキャンプをしてきました。

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UCLAの同級生数人、そのうちの一人の高校時代からの友人やらなんやらで、総勢20名ほどの大人数で騒いでいました。

 

ヨセミテの少し北に位置するパインクレストは、今住んでいるUCLA近辺から550㎞以上離れています。東京大阪間よりも長い距離で、車で片道6時間ほどかけて移動しました。

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パインクレストには人工の湖があって、そこで釣りを楽しむ事ができます。

 

昨年はニジマスがたくさん釣れましたが、今年は全く釣れず。最後の最後に小さなバスを釣っただけでした。

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【こちらは2017年の釣果】

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【これが2018年の釣果】

 

何はともあれ、大好きな釣りをして、誕生日を祝ってもらって、良い休日になりました。

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パインクレストまでは友人と一緒に車で行きました。

 

彼とはMBAプログラムでも私生活でもともに行動することが多く、おそらくこの2年間で一番過ごした時間が長い人物です。ちょっとどんくさいところがありますが(笑)、頭の回転が非常に早く、発送も豊かです。

 

頻繁にものを失くしたりどこかに置き忘れたりしますが、天才です。

 

しょっちゅう足をひねったり肉離れになったりしてケガをしますが、天才です。

 

方向感覚がびっくりするくらいかけていますが、やはり天才です。

 

彼と話をしていると学びが多く、自分が尊敬できる人物、自分より優れている人物と過ごす時間を増やすことは、とても重要だと実感します。

 

 

パインクレストまでの道中いろいろな話をしましたが、一番印象に残ったのは時間に関する話です。

 

常に「時間の重要性」ということを意識して生きた方が良い、という話です。時間とお金の関係、といっても良いと思います。

 

例えば、年間240日、一日平均8時間ちょっと働くとすると、年収1,000万円の人の1時間の価値は5,000円。500万円の人でも2,500円です。

 

だから、自分の1時間にはそれだけの値がついているという事。その1時間をどう使うのか、またその1時間をどうやって作り出すかという事にもっと敏感になった方が良いと思う、という話をしてくれました。

 

彼は、やりたくないけどもやらないといけないことがあった場合に、誰かに頼んで自分の時間を作り出せないか考えると言います。

 

  • Yシャツにアイロンがけをする
  • ちょっと長い距離を徒歩で移動する
  • 疲れている時に食事を作る

 

多くの人にとっては気が進まない事ですが、それでもやらないといけない事ですよね。誰かに頼むという選択肢を検討した時、シャツはクリーニングに出せますし、移動はタクシーが使えます。食事は外食という選択肢がありますね。

 

もったいないから自分でやった方が良いという人もいるかと思いますが、そこで1,000円や2,000円払って1時間自分の時間が確保できるならばその出費は価値がある、という事です。お金を払う事で、1時間5,000円の価値がある自分の時間を作り出す事ができるからです。

 

そこでもったいないと言ってなんでも自分でしてしまおうとする人は、自分の時間の価値というものを理解できていないのではないか?、という考え方です。

 

また、自分の状態によっては1時間の価値は変わる、という話もしてくれました。例えば、疲れていて睡眠をとりたくてしょうがなかったら、例え5,000円やそれ以上払ってもいいから睡眠時間を作り出すためにお金を払ってもいい、と言っていました。

 

 

私もインターネットで情報収集している時、

  • もうちょっと残業して収入を増やしたい
  • 以前ほど残業が出来なくなって手取りが減って残念

という意見を頻繁に目にするたび、その感覚はおかしいのでは?と思っていました。

 

 仕事をするという事は自分の時間を売ってお金を得るという事です。で、残業するのも同じです。

 

当たり前に残業する人は、「1時間の残業で得る対価は、自分の人生1時間に見合っているのか?」という視点が抜けているのではないかと思うのです。

 

仕事をするのが何よりの生きがいで、お金なんてもらえなくても残業してられるという人は別に気にしなくてもいいでしょう。でも、家族との時間だったり、より興味がある事に費やす時間だったり、そういった時間の価値はとても高いはずです。

 

また、残業によって自分の人的資産が大きくなるとは思えません。それよりも、将来的に自分の価値を高めてくれるようなことに時間を費やすほうが有用でしょう。

 

 

彼の話と私の話は別のことと感じるかも知れませんが、「時間とお金の天秤」という意味では共通していると思います。

 

話を単純にするために、時間とお金の2つだけで図を作りました。

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  1. 時間を得てお金も貰える
  2. お金を払って時間を得る
  3. 時間もお金も失う
  4. 時間を売ってお金を得る

 

  • 時間を得るのか失うのか
  • お金を得るのか払うのか

という2点で考えると選択肢は4つに分類できますね。

 

 さきほど話した、

  • お金がもったいないからアイロンがけは時間がかかっても自分でやる
  • 手取りを増やしたいから残業する

というのは図でいう④のところです。どうしてもお金を節約する、より多くのお金を得るという視点だけで考えると④の選択肢を取ってしまいがちです。でも、そこで自分の時間の価値を加えて考えると、②の選択肢も時と場合によっては賢明な選択になりえます。

 

  • 自分の1時間の価値なんて数百円のクリーニング代以下
  • 自分の1時間の価値なんて1時間の残業代以下

そう考えている人にとっては④が常に良い選択肢になるのかもしれませんが…。

 

①は時間もお金も得られる、とても魅力的な選択です。そんなものあり得るのか?と思う方が多いかも知れませんが、今の私は企業からお金を貰いながら留学という時間を得ているので、まさに①の状態かと思います。MBAが役に立つのか?という問いに対しては言葉を濁しますが(笑)、社費留学を検討しているという人に対して「チャレンジしたらいいじゃん」と即答するのは、上記の理由からです。

 

気を付けておきたいと思うのは、③の時間もお金も失うという選択です。「本当は行きたくも無いのに飲み会に付き合って、時間を失った上にお金も失った」という事はよくあります。時間を費やしてお金を払う事で、自分が尊敬する人物から非常に良い話を聞く事ができた、という場合は良いです。でも、時間とお金を失うという事に見合う対価が無いものは、やはり避けるべきかと。

 

また、自分の時間とお金はもちろんですが、それよりも「他人の時間とお金」を奪ってしまっていないかということに気を付けたいと思っています。

 

仮に自分から誘って誰かの時間とお金を奪うのであれば、それに見合うものを提供してあげないといけない、それが最低条件だと思います。自分から誘うくらいなら、お金の部分は奪わないように、とも思います。

 

後輩や部下を飲み会に誘ったのに断られたと言って不平不満を言っている人をちょくちょく見かけますが、それは「時間とお金を失ったのに、それに見合う対価を得る事ができない」という率直な意見の表れかもしれません。

 

 

時間は数字ではっきりと確認できないので認識しづらいですが、何よりも大事なものだと思います。時間の大切さを意識して生きなければと改めて思いました。

 

ではでは。