UCLAでMBA取った銀行員のその後 

MBA取得に至るまでの記録を残しています。今はマーケティング中心に綴っています。

読書感想 『行動できない人の心理学』 加藤諦三 PHP研究所

MBAプログラムで 影響力や交渉術に関する授業を履修してまして、なかなか面白い内容だと思い心理学的な内容の本を探して読んでいます。

 

周りの人間からさんざん「人に興味がなさそう」と言われてきましたが、この年にして人に興味がわいてきたようです。

「行動できない人」の心理学

「行動できない人」の心理学

「行動できない人」の心理学

 

 この本の著者は「心理学」をタイトルに含む本を数多く出しています。この本に限って言えば、特に科学的な根拠でもって話を展開しているわけでは無いので、純粋な心理学者の主張とは違うかなといった印象です。肩書にも社会学者とあります。

 

ただ、書いてあることは「そのとおりだよなー」と思わされることばかりでした。

  • 何かする前からあれこれ言う奴は食わず嫌いと一緒
  • 面白いから何かをするのではなく、何かをやっているうちに面白くなる

 

このブログで何度か書いていますが、私は何事も自分で体験してみることが1番大事だと思います。身をもって体験する事で新しい発見がありますし、経験したからこそ得られる視点というものがあります。それに、経験した人が語る言葉は遥かに説得力がありますね。

 

日本にしか住んだ事がなく、海外旅行もそんなに行った事がないのに「日本が1番」という人。自分でやったことも無いのに、「起業は危ないからやめた方が良い」という人。

 

意見を発するのは自由なので良いんですが、その意見に耳を傾けてくれる人はいないだろうなと思うわけです。

 

 

 もうひとつ、「自分が好きだと思えるもの、自分が面白いと思えるもの」を見つけるにも、やはり色々と体験してみる事が大事ですね。

 

例えば、私はランニングが好きでフルマラソンも時々走りますが、走る習慣が無い人、フルマラソンを走った事が無い人には、「金を払って苦しい思いをする意味が分からない」とよく言われます。

 

私はもともと野球部で、ランニング系の練習が嫌いでした。でも、野球を辞めたら疲れないので夜寝られなくなり、仕方なくランニングをするようになったんです。

 

しばらくランニングを続けて大会に出たりしているうちに面白くなって、いまでも定期的にランニングをしています。つまらないと思っていたものが、今や生活の一部になるほど好きになった、良い例だと思いました。

 

逆に面白そうだと思って始めたはいいものの、やっているうちにつまらなくなるものもあります。

 

昨年友人と軽いノリで「USCPAの資格でも取ろう」という話になって勉強を始めたんですが、これが非常につまらなかったんです。会計に対する興味はあって、MBAでも会計関連の授業は結構とっていました。でも、つまらなかったんですね。

 

将来CFO的な職についている自分を考えてみて、そこにやりがいを感じられるか?

会計上の数字が適切かどうかチェックしている事に、自分はやりがいを感じられるか?

 

自分に問うてみたときに、面白そうだ!と思えるところが無かったんです。

 

USCPAは4科目の試験全てに合格する必要があります。講座代や不足している単位の取得代など、トータルで40万円ほどつぎ込んだんですが、4科目合格のために費やす時間がもったいない、その時間を別の方に当てる方がずっと良い、そう思いました。

 

じゃあそのつまらない事に費やしたお金や時間が無駄だったのかというと、それは違います。自分が心底つまらないと思えるものを見つけられるのも、何かを体験してみる事の利点ですので。

 

やっぱり、まずはやってみる事が大事なんだなと。