UCLAでMBA取った銀行員のその後 

MBA取得に至るまでの記録を残しています。今はマーケティング中心に綴っています。

リーダーシップについて

在学中や卒業後に参加したMBAイベントで、必ずと言っていいほど頻繁に聞かれる質問があります。

 

「ULCAのMBAプログラムには、リーダーシップを発揮できる機会がありますか?」

 

というものです。

 

クラブのプレジデントになったり、大きなビジネス系のイベントを主催したり、そういった機会があるかどうかを聞きたいのかと思うのですが、本来リーダーシップは日常に溢れているもので、機会が与えられて初めて経験できるものではない、と思っています。

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個人的には、リーダーシップというものは2人以上が集まれば必ず誰かが発揮しなければならなものだと思っています。

 

仲が良い友人達で旅行に行こうという話が立ち上がった時は、この日程で、目的地はどこで、交通手段はこれでどうだ!と言う人がいなければ話が進みません。

 

また、バーベキューやろうぜ!という話が盛り上がった時は誰かが「この食材は○○が買い出しに行って、道具は○○が準備しといて!会場の予約と飲み物は俺がやるから!」と音頭を取ってくれればサクサク準備が進みますよね。

 

はたまた夫婦間で何か問題が起きたときに、解決するためにはどういう方法があって、お互いがどんな行動を取らないといけないのか、そこまで考えたうえで情報を共有して行動に移る事がなければ、互いがたがいに対して不満を持ったまま関係が悪くなるかもしれません。

 

誰かがリードして物事を前に進めなければならない場面なんて、腐るほどたくさんあるわけですね。

 

そういう時に、「こうすればいいんじゃね?」、という一言が言えるかどうか。

 

これが言えないのであれば、リーダーシップを発揮する機会が沢山ある環境に置かれても何も変わらないのでは?と思います。

 

 

MBAプログラムでも同じことです。

 

普段の授業でグループワークをする中で、1つの課題に対してチームとしてどういう目標をもって、それを達成するために個々人が何をしないといけないのかを考える。そしてその上で情報共有して各自が課題に取り組む。

 

ケースコンペティションに出る時に、期日に間に合うようにチームとしての方針を決めて、各自が必要な資料を作れるように手配する。

 

これらは十分にリーダーシップを発揮している状態です。

 

別に大きな団体の代表になる必要も無ければ、大きなイベントを企画してそれを成功に導く必要もないわけですね。

 

 

そう考えると、リーダーシップは沢山の機会があれば自然と発揮できるようになるわけでは無いのだな、と思うわけです。

 

同様に、よりたくさんの人間を巻き込むイベントが無ければ鍛えられないものでもない。

 

 

大事なのは、普段から自分の中で主体的に物事に取り組もうとしているかどうか、という事だなと思っています。

 

グループワークの中で一人変な奴がいて、「それは違う。自分はこう思う」と口に出すのか、こいつの発言は間違っていると思うが変に議論になるのも面倒だからこいつに合わせて適当にやり過ごそうとするのか。

 

社内で何か問題が起きたときに、「こうすればうまくいくだろうに」と思った時、「こうしてみたらどうですか」と言うのか、「まあ自分に直接関係ないから」という事で達観するのか。

 

自分事だという認識がある場合は、自分がこうすべきだという意見があれば行動に移すはずです。それが主体性だと思います。

 

 

翻って最近の自分を思い返してみるとどうか。

 

何となく他人に任せてしまっているのかな、と思う節があります。

 

 

主体性が欠如してしまうと、そのうち自分の人生ですら誰かがリードしていってくれるものと思ってしまいます。

 

自分は誰かに言われたことを粛々とやっていれば良い。自分の職場環境や待遇を良くするのは企業の仕事であって、自分が行動しても何も変わらない。

 

親に言われたとおり、上司に言われたとおりにやってきたのに、全然結果が出ない。親(上司)は本当に役に立たない。

 

もちろん自分ではコントロールする事ができない事もあります。でも、だからと言って達観していてはいけない。自分がコントロールできることは何かと考えを巡らせ、行動に移してみないといけない。

 

傍観しているのは楽ですし、悪いことがあっても他人のせいにすればよいだけですから、楽な生き方だと思います。でもそれでいいのか、と思うわけです。

 

 

自分の人生の舵くらい、自分が切りたいものです。